360度メディアをアップロードして体験を保存
今までの展覧会のアーカイブは、デジタルカメラなどを使用しパンフレットやWebサイトで記録を残していました。従来の方法では、作品単体は魅せることができても、空間全体のアーカイブはカメラのフレームに切り取られてしまい、展覧会の様子をありのままに保存することができませんでした。例えば、美術館や博物館の空間そのものの記録、またその空間内にどのように作品が置かれてたのか、周りの作品との関係性などを表現することが難しいです。
360度カメラを使うことで、作品の置かれている場所や作品同士の関係性、周辺の情報など、空間全体を記録することができ、結果として展覧会の空間、そして展覧会体験そのものをアーカイブすることが可能です。構図決めとフォーカスの必要がない360度の撮影は、カメラを置いてボタンを押すだけで誰にでも行えます。撮影した360度メディアをWHERENESS にアップロードして簡単に体験の再構築を始めましょう。
より豊かな空間構築をタグ機能で実現
撮影した360度メディアに「タグ機能」を使ってさまざまな情報を追加することができます。例えば、アーティスト情報や作品名、作品が作られた背景などの文字情報を「テキスト」として追加することや、関連する他の作品の情報を「画像」や「映像」として埋め込むことも可能です。タグの色や大きさは変えることができるので、作品鑑賞を妨げない、空間に合わせたカスタマイズができます。
あらゆる素材をタグで追加することで、より豊かな展覧会体験を再構築しましょう。
新たな収益源の可能性
360度映像でアーカイブした展覧会を配信することで、新たな収益源として活用できる可能性があります。遠く離れた場所にいる人に対して、美術館や博物館などの展覧会を体験してもらうことができます。また、予定があり会期中に施設を施設を訪れることができなかった人や、過去に観た展覧会を振り返りたい人も、会期後に展覧会を追体験していただくことができます。
物理的な距離や移動、時間の制約を超え、世界中の人々に向けて芸術や文化に触れる機会を提供することができます。それらを有料のチケット配信にすることで、今までは開催したらそれで終わりだった展覧会や作品が、長いスパンで収益を支えることとなります。